アディショナルタイムの決め方は?ロスタイムと何が違う?最長は?【サッカー】

サッカー中継を見ていたら「アディショナルタイムは3分です!」とか実況が言っていますよね。

ところで、このアディショナルタイムって何だか分かります?
分かるとしても、正確にどのように決められているか知ってますか?

今日は、アディショナルタイムについて深掘りしていきます。

アディショナルタイムって何の時間?サッカーのよく分からない用語

●アディショナル = 追加
●タ  イ  ム = 時間
●アディショナルタイム = 追加時間

つまり本来の試合時間に追加される時間です。

前半、後半の終了時にこのアディショナルタイムが何分あるか表示され、その分、試合時間が延びるわけです。

このアディショナルタイムに劇的にゴールが決まることって結構多いんですよ!

では、何故試合時間が延びるのでしょうか? また、その時間は誰がどのように決めているのでしょうか?

アディショナルタイムの決め方は?どうやって計測するの? 

アディショナルタイムは誰が決めるのか?

アディショナルタイムを決めるのは主審です。
主審が1人で決めて、誰にも関与させません。

試合終了(前半終了も)時間直前に第4の審判員にジェスチャー等で時間を伝え、その伝えられた時間を第4審がボードで掲示します。

アディショナルタイムはどうやって決めるのか?

アメリカンフットボールやバスケットボールの試合では、秒単位でキッチリ時計を止めて、試合時間は厳密に正味のプレー時間としますが、サッカーは結構アバウトなんです。

そして、実際に試合が動いていなくても時計は進みます。

しかし、以下の状態で試合が止まっている場合にだけ、主審が時計を止めることがあるんです。

  • 選手交代
  • 負傷した選手の負傷の程度の判断
  • 負傷した選手をピッチ外へ出す時間
  • イエローやレッドなどのカードの掲示
  • 規定で認められる飲水やその他医療上の理由による停止
  • その他の時間の浪費(抗議や長すぎるゴールパフォーマンス、観客のグラウンドへの乱入など)

つまり、ボールがピッチ外へ出て、スローインやコーナーキック、ゴールキックをするまでの時間などは、関係ないんですね。

そして時計を止めるといっても、試合時間の時計は止まりません。
主審が時計を止めた時間だけを、最後に追加するのです。

ですから、主審は両腕に時計をすることが推奨されています。
1つはノンストップの試合時間用で、1つは時計を止める用ですね。

そして、上記の時計を止める時間であっても、必ず止めているとは限りません。
実際に上記理由により試合が5分止まっていたとしても、主審が時計を止めた時間が3分であれば3分です。

ちなみに、アディショナルタイムが3分だとすれば、それは3分丁度かもしれないし、3分59秒かもしれません。

あと、点差などを考慮することもあるらしいです。
サッカーは、かなり主審の裁量が大きいルールとなってますね。

アディショナルタイム中に止まった時間は加算されるの?

主審が時計を止めた時間、アディショナルタイムが発生するわけですが、それではアディショナルタイム中に時計を止める状態になれば、それが加算されたりするのでしょうか?

結論を先に言いますと、追加されます。

アディショナル中でも試合の遅延が発生し、主審が時計を止めれば、その分アディショナルタイムは伸びることになります。

けど、この再追加の時間は表示されることはありません。

アディショナルタイムはロスタイムと何が違う?

アディショナルタイム、アディショナルタイムと言っていますが、昔サッカーをしていた人、昔からサッカーを見ている人は〝ロスタイム〟という言葉の方が馴染みがあります。

そう、以前はアディショナルタイムのことをロスタイムと言っていたんです。

アディショナルタイムは追加時間でしたが、ロスタイムは〝失った時間、浪費した時間、損失した時間〟といったところでしょうか。

ただ、 ロスタイムとは和製英語、日本独自の言葉 なんですね。

サッカーのアディショナルタイムという用語は、世界的には昔から使われている正しい用語です。

ロスタイムは日本でしか通用しないので、これを世界標準に合わせましょってことで、2010年(平成22年)7月16日、日本サッカー協会の審判委員会から傘下の各リーグ(Jリーグ等)宛てに通達が出されました。

この通達により協会傘下の正式文書では〝ロスタイム〟の表記が〝アディショナルタイム〟に順次変更され、メディアもこれに合わせて、アディショナルタイムを使用するようになり、現在ではロスタイムは殆ど使用されなくなったのです。

つまり、まぁ、言葉は違えど意味は一緒です。

アディショナルタイムの時間は何分くらい?最短は?最長は?

アディショナルタイムの時間は、前半は1分くらい、後半は3分くらいが多いです。

なぜ、後半の方が長いのかというと、後半に選手交代が多いからという単純な理由です。
 

さて、アディショナルタイムの最短時間ですが、これはもうお分かりでしょう。

そう、最短は0分
つまり、アディショナルタイムなしです。

前半なら特に珍しいことでもありません。
 

次にアディショナルタイムの最長時間です。

おそらくこれが公式的には最高かな?というのが、2014年にイングランドの下部クラブで争われるチェルシー・シニアカップでのこと。

マクルズフィールド・タウンFC(英5部相当)対 ノースウィッチ・ビクトリアFC(英8部相当)の試合で、28分というアディショナルタイムがとられました。

この理由は、後半に直接フリーキックをキャッチしにいったマクルズフィールドのキーパーが敵プレイヤーと衝突し、倒れ込んだまま動けずピッチ上で30分間にわたって処置を受けたあと病院に搬送されたという出来事があったからでした。

Jリーグでの最長は2010年、清水エスパルスvs.湘南ベルマーレ戦で、ゴールマウスが壊れるというアクシデントがあり、前半のアディショナルタイムが12分というのがありました。

もっと、長いのあるのかな?
知らんけど・・・
 

ちなみに、アディショナルタイムに上限規定はありませんので、理屈的には45分ハーフであれば最長45分ということになります。

つまり、開始早々に試合が止まり、そのまま45分経過すれば、理屈上45分のアディショナルタイムが生まれることになります。

まぁ、これも主審次第ではあります。

まとめ

  • アディショナルタイムとは本来のサッカーの試合時間に追加される時間 アディショナルタイムは主審が決める
  • アディショナルタイムは試合中に止まった時間が前後半の最後に追加される
  • 試合中に主審が時計を止める時間は、選手交代や負傷者が出たときなどに限られている
  • ボールがピッチ外に出たときなどの時間は止まらない
  • アディショナルタイムは2010年以前の日本ではロスタイムと言われていた
  • アディショナルタイムの最短は0分、最高は28分という記録がある

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