妻・嫁・奥さん・家内・女房・カミさんの違いとは?

目次
『妻』『嫁』『奥さん』
『家内』『女房』『カミさん』。
これ全部、
夫の配偶者を意味する言葉です。
すごい数ですよね(-_-;)
このうちどれを使おうと
指している人物は同じなのですが…
実はこの5つ、
微妙に意味が違っています!
今回は
『妻』『嫁』『奥さん』
『家内』『女房』『カミさん』の違いを
調べてみました。
- それぞれ誰が呼ぶ?
- 誰が呼ぶ?
について詳しくお話しします。
相手の配偶者のことを言いたいときと
自分の配偶者のことを言いたいときでは
使うべき言葉が違います。
うっかり間違えて使うと
失礼にあたることも!
この機会に一緒に勉強しておきましょう。
妻は誰が呼ぶ?
まずは『妻』から。
『妻』を辞書で調べてみると、
他人に対して自分のつまをいう語。家内。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『妻』とは、
自分の配偶者を呼ぶときに使います。
嫁は誰が呼ぶ?
次に『嫁』です。
『嫁』を辞書で調べてみると、
妻。また、他人の妻をいう語。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『嫁』とは、
自分の配偶者もしくは
他人の配偶者を呼ぶときに使います。
奥さんは誰が呼ぶ?
次は『奥さん』です。
『奥さん』を辞書で調べてみると、
他人の妻を敬っていう語。「おくさま」よりややくだけた言い方。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『嫁』とは、
他人の配偶者を敬って呼ぶときに使います。
ついつい「うちの奥さんが…」と
言ってしまいがちですが、
自分の配偶者に使うのは間違いなんですね(><)
ただ特に若い世代では、
嫁や妻より対等な感じがすると
人気の呼び方でもあります。
目上の方に自分の配偶者を紹介するときには、
使わない方が無難かもしれません。
家内は誰が呼ぶ?
次は『家内』をみていきましょう。
『家内』を辞書で調べてみると、
妻。ふつう、他人に対して自分の妻をいうときに用いる。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『家内』とは、
自分の配偶者を呼ぶときに使います。
『家内』は「家の中」という意味なので、
家を守る自分の妻のことを指します。
女房は誰が呼ぶ?
次は『女房』です。
『女房』を辞書で調べてみると、
妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう。にょうぼ。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『女房』とは、
自分の配偶者を呼ぶときに使います。
カミさんは誰が呼ぶ?
最後は『カミさん』です。
『カミさん』を辞書で調べてみると、
親しい間柄で、自分の妻、または他人の妻を呼ぶ語。
(引用元:goo辞書)
とあります。
つまり『カミさん』とは、
夫が自分の配偶者もしくは
他人の配偶者を呼ぶときに使います。
少し砕けた言い方なので、
親しい間柄でだけ使いましょう。
間違っても上司の奥さまのことを
「〇〇さんのカミさんは美人ですね!」
とか言っちゃダメですよ(;^^)
ちなみに…
『カミさん』は漢字では「上さん」と書きます。
女主人のことを「お上さん」と言いますが、
それと同じです。
女性の方が少し強いおうちは、
『カミさん』がしっくるかもしれませんね(^^)
自分は何て呼ぶべき?
たとえば夫の会社に電話をしたとき、
あなたならどう名乗りますか?
自分のことをどう呼べばいいのか、
悩んでいる奥さまも多いのではないでしょうか。
おすすめは『妻』です◎
妻は正式な続柄ですし、
謙遜も尊敬もありません。
まとめ
- 妻:
自分の配偶者を呼ぶとき。 - 嫁:
自分の配偶者もしくは
他人の配偶者を呼ぶとき。 - 奥さん:
他人の配偶者を敬って呼ぶとき。 - 家内:
夫が自分の配偶者を呼ぶとき。 - 女房:
夫が自分の配偶者を呼ぶとき。 - カミさん:
親しい間柄で自分の配偶者
もしくは他人の配偶者を呼ぶとき。
に使う言葉です。
上司の奥さまを『家内』『女房』『カミさん』
と呼ぶと少し失礼にあたります。
気を付けて使い分けましょう(^^)
自分のことを呼ぶときには
『妻』がおすすめです◎
家内のように謙遜がありませんし、
奥さんのように尊敬もありません。
またカミさんのようにかかぁ天下感もないので、
正式な続柄でもある『妻』が無難です。

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